除雪車操作体験会のご報告

先日、長野県立下高井農林高校にて、長野県北信建設事務所と長野県建設業協会飯山支部主催の除雪車操作体験会が開催されました。
このイベントは、地域の高校生の皆さんに除雪作業の重要性や、実際の操作技術を体験してもらうことを目的としています。

【イベント概要】

主催:長野県北信建設事務所・長野県建設業協会飯山支部
開催場所:長野県立下高井農林高校
開催時間: 9:00~9:30 講義  ・  9:30~11:30 除雪車体験  ・  11:30~11:40 講評

講義内容

午前9時からの講義では、飯山地域の降雪状況や豪雪災害の記録、そして飯山地区の除雪の歴史と除雪機械についての説明が行われました。
講義では、過去の豪雪災害の影響や、それに対する地域の取り組みについても触れられ、生徒の皆さんは真剣に耳を傾けていました。

実技体験

9時30分からは、24名の生徒の皆さんが3班に分かれて除雪ドーザーの操作体験を行いました。

1班:北信建設事務所飯山事務所の16トンドーザー
2班:㈱サンタキザワの16トンドーザー
3班:㈱野沢総合の13トンドーザー

生徒の皆さんは、まず講師から操作説明を受け、その後1人ずつ実際に除雪ドーザーを操作しました。
体験コースは約100mで、ハイドバンの上げ下げやチルド操作を行い、時速5km程度で1周しました。
実技時間が予定より早く終わったため、希望者9名は後進での操作体験も行いました。

【生徒の皆さんの声】

「大きな機械に乗れて楽しかった」
「大きな機械を一般公道でバックできるのはすごい技術」
「早朝に作業してくださって、ありがとうございます」
「操作はやっぱり難しい、特にバックは難しいです」

気温約30度の中、生徒の皆さんは楽しそうに操作体験を行い、冬期除雪作業で見ている機械に実際に乗って操作できる貴重な体験となったと思います。
生徒の皆さんの機械操作が上手で、予定時間より早く体験会が終了したことに驚きました。

この体験会は、3年前に一度協力参加して以来のものでしたが、再び参加できたことを大変嬉しく思います。
高校生の皆さんに除雪や建設業の魅力を伝える良い機会となり、興味や関心を引き出すことができたのではないでしょうか
特に、生徒の皆さんが操作体験を通じて得た達成感や喜びの声を聞くことができ、非常に有意義な時間となりました。
今後もこのような体験会を通じて、地域の若者たちに建設業の重要性ややりがいを伝えていきたいと考えています。
ご依頼があれば、ぜひ積極的に参加していきたいです。