10月16日に開催された「野沢温泉村横落第四村民住宅建設工事現場見学会」では、小中学生の皆さんが法面シート止め用具にイラストや名前を記入する体験作業を行いました。
その際に描いてもらったイラストや名前入りの止め用具を、実際の法面に設置しましたのでお知らせします。
法面シートと法面植生について
法面シートとは、法面(のりめん)と呼ばれる斜面を保護し、土砂の流出や崩壊を防ぐために使われるシートです。さらに、植物が根を張りやすくすることで植生を促進する効果もあります。
法面植生は、こうした法面に草や木を植える取り組みのことを指し、土壌の安定化や景観の向上、環境保護などの重要な役割を果たします。
体験作業の成果を法面に設置
見学会当日、小中学生の皆さんがイラストや名前を記入した止め用具を、法面の指定箇所に設置しました。
この作業によって、種子が土壌に定着しやすい環境を整備し、時間の経過とともに緑豊かな斜面が広がることが期待されます。
今回の取り組みでは、建設工事が地域の環境保全とどのように関わるかを体感していただくとともに、自分たちの描いたものが地域の未来に役立つことを実感していただきました。
最後に
今回の見学会を通じて、建設業の意義や地域との関わりを改めて考える機会となりました。当社では、こうした地域との交流を大切にしながら、持続可能な環境づくりに貢献してまいります。
引き続き、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。