この度、飯山市 中央橋下流 約100m国道117号線におきまして、切削オーバーレイ工事を無事に完了いたしました。
今回の工事では、皆さまの安全と利便性向上のため、路面切削、表層舗設作業を実施いたしました。
- 施工日:
- 路面切削: 5月29日(木)
- 舗設作業: 5月30日(金)
- 夜間工事時間: 20時30分〜翌5時00分
- 道路規制: 片側交互通行
最新技術を導入し、安全かつ効率的な施工を実現
工事期間中は、片側交互通行にご協力いただき、誠にありがとうございました。夜間の作業にもかかわらず、天候にも恵まれ、非常に順調に進めることができました。特に、大型の切削機械を導入したことで、当初の予定よりも1時間以上早く作業を終えることができ、舗設作業も事故なく完了いたしました。
今回の工事では、長野県下で2例目、夜間工事では初の試みとなるAI搭載型信号機を導入しました。このAI信号機は、青・赤の切り替えが非常にスムーズで、誘導員の指示と遜色ないほど円滑な交通整理を実現しました。一部、一般車両と作業車両の判別で誤作動が見られましたが、今後の改善と普及により、人手不足が深刻化する建設業界において、大幅な人員削減に貢献する可能性を秘めた、期待の大きい技術であると確信しています。
このAI信号機の先進性が注目され、5月29日21時にはテレビ局が現場を取材し、その取り組みがメディアでも取り上げられました。
さらに、制御システムを搭載した切削マシーンや、最新のアスファルトフィニッシャーも導入。これにより、熟練工の有無に関わらず設計通りの高品質な施工を実現し、作業時間も短縮することができました。
この工事を通じて、最新技術を積極的に取り入れ、安全で高品質なインフラ整備に取り組んでまいります。今後とも、皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。