令和7年6月23日(月)に、岳北消防本部飯山消防署野沢分署の平田さんを講師にお招きし、熱中症対策と緊急救命処置に関する講習会を開催しました。
熱中症対策
講習会では、まず熱中症の発生メカニズムについて学びました。私たちの体がどのようにして熱中症になるのか、その仕組みを理解することで、より具体的な予防策を考えるきっかけとなりました。
次に、熱中症の予防方法について詳しく解説していただきました。水分補給の重要性や、暑さを避けるための工夫、服装の選び方など、日常生活で実践できる具体的な対策を学ぶことができました。
そして、もし熱中症になってしまった場合の対処方法についても学びました。意識がある場合とない場合での対応の違いや、体を効果的に冷やす方法や場所など、いざという時に役立つ知識を得ることができました。
緊急救命処置方法
熱中症対策に続き、緊急救命処置方法についても講習が行われました。
まず、救助者を発見した際の対処方法について学びました。周囲の安全確認から始まり、適切な通報の仕方、そして救助が必要な人への声かけなど、冷静な初期対応の重要性を再認識しました。
次に、心臓マッサージの正しい行い方について、実演を交えながら教えていただきました。胸骨圧迫の深さや速さ、そして継続することの大切さを実感しました。
また、胸骨圧迫を行う時は、胸骨がマサージ開始と同時にマサージの力で折れると聞き驚きもありましたが、自分がその場に遭遇したさいに、本当にできるか心配になりました。
最後に、AED(自動体外式除細動器)の使い方について学びました。AEDの操作手順や、実際に使用する際の注意点など、具体的な使い方を理解することで、緊急時にもためらわずに使用できる自信につながりました。
今回の講習会は、これからの季節に特に重要となる熱中症対策と、万が一の事態に備える緊急救命処置の両方を学ぶことができ、大変有意義な時間となりました。平田さん、ありがとうございました。